府中駅直結「ぷらりと京王府中」の1階にある本屋さん。
待ち合わせに使ったり、仕事帰りにふらっと立ち寄ったり。私たち府中市民にとって、当たり前の風景だった『啓文堂書店 府中本店』。
そんな府中市民だけでなく、全京王線民がお世話になったであろう「啓文堂書店」がなくなってしまうというニュースが飛び込んできました・・・!
「え、どういうこと?」「啓文堂はなくなっちゃうの?」
そんな皆さんの疑問や寂しさに寄り添いながら、今回の大きな変化について、どこよりも分かりやすく、詳しく解説していきます!
そもそも、何が起きたの?啓文堂書店が「紀伊國屋書店」になるまで
「なんで急に?」と思いますよね。まずは今回の経緯を簡単にご説明します。
難しい話は抜きにして、一言でいうと、「京王線沿線の本屋さん『啓文堂書店』が、日本を代表する大型書店『紀伊國屋書店』の仲間入りをした」ということです。
運営会社の変更: これまで啓文堂書店は、京王電鉄のグループ会社が運営していました。
紀伊國屋書店グループへ: その運営会社が、2025年6月末に「紀伊國屋書店」のグループの一員になりました。
屋号(店名)の統一: そして、ブランド力や競争力を高めるために、2025年12月末までに、京王線沿線などにあった全20店舗の「啓文堂書店」が、すべて「紀伊國屋書店」という名前に統一されることになったのです。
つまり、約50年間親しまれてきた「啓文堂書店」という名前は歴史に幕を閉じ、私たちの街の本屋さんは新しい名前で再出発する、ということなんですね。なんだか少し寂しいですが、新しい歴史の始まりでもあります。
全国20店舗の先陣を切って「紀伊國屋書店 府中店」がオープン!
今回の大きなニュースの中で、私たち府中市民にとって一番の注目ポイントはここです!
なんと、全20店舗ある啓文堂書店の中で、一番最初に「紀伊國屋書店」として生まれ変わるのが、我らが『府中本店』なんです!
この日から、正式に『紀伊國屋書店 府中店』として新しい歴史がスタートします。プレ運用期間もあるので、一足先に新しいお店の雰囲気を楽しめるかもしれませんね。府中の店舗が全国のモデルケースになるなんて、なんだか誇らしい気持ちになりませんか?
実際に行ってみましたが、見事に変わっていましたね↓

私たちが見慣れた啓文堂書店の看板はこんな感じ。もう見れなくなるんですね・・・↓

「紀伊國屋書店」と府中の縁~カムバックのストーリー
実は、昔から府中に住んでいる方ならご存知かも?
私は知らなかったのですが、かつて府中駅直結の商業施設「フォーリス」3階に存在していたそうです。
跡地のその後はユニクロとなり、現在では「子育て世代包括支援センター「みらい」」になりました。
つまり“紀伊国屋の再来”という形だったんですね!昔から住んでる方的には、ちょっとした感慨もあるのでは。
「紀伊國屋書店」になって期待できること
紀伊國屋書店といえば、なんといってもその品揃えの豊富さが魅力。これまでの啓文堂書店の良さはそのままに、さらに幅広いジャンルの本が並ぶことが期待されます。
- 話題の新刊やベストセラーはもちろんのこと…
- これまで府中では手に入りにくかった専門書や学術書
- 洋書や海外マガジン
- マニアックな趣味の本や雑誌
など、「こんな本も置いてるんだ!」という発見が増えるかもしれません。探していた一冊に出会える確率がグッと上がりそうですね!
「京王ポイント」は引き続き利用可能!
お店の前の貼り紙には、引き続き京王ポイントが使えるとの記載を発見!
京王ポイントを貯めてる人には有難い情報ですね♪

ありがとう、啓文堂書店。私たちの思い出の場所
学生時代、参考書を買いに通った日々。待ち合わせ時間まで雑誌を立ち読みしたり、子どもにねだられて絵本を買った週末。府中本店は、ただの本屋ではなく、私たちの暮らしの1ページに寄り添ってくれた場所でした。
Xでは、「寂しい」「時代の流れか…」といった声と共に、「学生時代お世話になりました」「たくさんの思い出をありがとう」といった感謝の言葉も溢れています。
新しいお店に期待する一方で、この馴染み深い名前がなくなることに一抹の寂しさを感じるのは、きっとそれだけ多くの人々に愛されてきた証拠なんですね!
今回は、府中市民にとって大きなニュースである「啓文堂書店 府中本店」の「紀伊國屋書店 府中店」へのリニューアルについてお届けしました。
9月25日から新しくなり、どんな素敵な本との出会いが待っているのかワクワクしますね!
ぜひ皆さんも、新しい「紀伊國屋書店 府中店」へ足を運んでみてください!
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