今回は、京王線「府中駅」ぷらりと京王府中 東1階に2023年12月1日（金）にオープンする『民芸レストラン 盛よし by onion 府中店』からレセプションに招かれたので、一足先にお店の味を体験しに行きました。
ちなみに『盛よし』については、長野県松本市でシンボル的な存在として愛され続けてきた洋食店です。
一度創業者の体調不良で2023年3月に多くのファンに惜しまれつつ閉店することに。なんと閉店時は300人の列が出来たそう。
その後、盛よしの大ファン（「株式会社オニオン新聞社（本社：千葉県千葉市）」社員）の声により復活プロジェクトが始動。わずか閉店から５か月後の2023年8月18日(金)、「思い出の味を思い出だけにはしたくない」というスローガンの元、開業時から腕を振るってきたシェフたちと復活オープンを果たしました。
その2号店が今回東京初進出の地として選んだ場所が府中店になります。
ぷらりと京王府中 東1階のレストラン街「TSUZUMI」へ
お店の場所は、駅に続く導線上のエスカレーター前にあります。
マップでは⑥の場所↓
「串カツ田中」や「たまの里」があるエリアですね。
オープン前ですが、入口前はお祝いのお花や数々の関係者で賑わっておりました。
店内は本店の長野県松本市で47年間愛された名店の雰囲気をそのまま継承したノスタルジックな空間。
椅子や机など、松本の伝統工芸品である「松本民芸家具」であったり、安曇野市出身のステンドグラス作家が作るランプシェイドが飾られています。
本日は、本店松本市の盛よしで働いているシェフやスタッフも駆けつけてきておりました。何やら府中で働くスタッフについては、長野で1か月ほど修行をしてきているそうです。本店と変わらずの味を楽しめるということで、本当に想いをもって府中にお店を出店してくれたんだなと、ひとりの府中市民として感激で身が引き締まる思い。
『民芸レストラン 盛よし by onion 府中店』のメニュー
昼の部は11：00～15：00（L.O.14：30）、夜の部は17：00～22：00（L.O.21：30）まで楽しめます。
オールタイム一律のメニューで、メインの定食に味噌汁かポタージュ・漬物・サラダ・ライスが付くというスタイル。
今回は、初めてということもあり、盛よしオススメの「海老フライとカニコロッケとチーズハンバーグセット」という子供のころの夢を叶えたような欲張りセットを注文。
ほかに何かオススメはありますか？と聞いたところ「ヒレカツ定食」が人気でよく出ると伺ったので、少し考えた後にそちらも注文。
ちなみに店名である「盛よし」の由来は、若者にお腹いっぱい美味しい洋食を食べてほしいという想いがあるそう。
万年食べ盛りの私にとってはもってこいのお店ですが、ご飯の量は少なめなどもセレクトできるので、女性の方も安心ですよ♪
定番メニュー「海老フライとカニコロッケとチーズハンバーグセット」＆「ヒレカツ定食」をいただく！
先ずは前菜とポタージュ。メニューでは漬物となっていましたが、もやしナムルのことなのでしょうか。
こういう付け合わせって、まぁ何となくきたから食べるというものだったりすることが多いのですが、このもやしナムル、ただものじゃないですよ。ピリ辛で癖になる味。家に持ち帰って無限に食べたいやつ。酒が飲めたら最高だったな（禁酒中）。
コーンポタージュは程よく優しい甘さで、外が寒いのも相まって体に染み渡る・・・！
まだメインディッシュが来てないのに、こんなレビュー書いててどうするんじゃい！ということで、褒めちぎりすぎて案件感プンプンですが、お金はもらっていないので個人レビューとして忖度なしでやらせてもらいますよ！（笑）
海老フライとカニコロッケ
まずは海老フライとカニコロッケがやってきました！
めちゃくちゃ上品で大きいエビちゃんがタルタルに浸かりながら、まんまるカニコロッケが鎮座。
早速サックサクの海老フライにタルタルソースを付けて豪快にかぶりつき。カニコロッケは中からクリーミーでじゅわっと溢れ出す感じ。
美味すぎる・・・。そうそう、これでいいんだよって感じのTHE王道
チーズハンバーグ
続いてチーズハンバーグがやってきました。
こんがりチーズに焼き目がついてるの本当やってくれましたよ！伝わりますかね？こんなん絶対美味いやつです！
ちょいと酸味のあるデミグラスソースとチーズが相性抜群！超絶カロリーが警告してきてるけど、今日だけは・・・。
そして奥の方に見える卵みたいな白い物体。これがまたびっくりしたやつで、マッシュポテトマヨネーズというやつらしいのです。口どけ滑らかすぎるマッシュにしつこくな過ぎるマヨの味わいが抜群！
さっきから付け合わせが全部美味すぎる問題・・・大袈裟すぎる感じになっちゃってるから早く皆さんにも食べてもらいたい。
ヒレカツ定食
最後に、待ってましたヒレカツ定食。
流石にどっさり過ぎて量の豪快さに度肝抜いた（笑）
お味噌汁もピットイン。お袋の味ってこういうやつなのかな。五臓六腑に染みわたるやつ。
ヒレカツちゃんを食べる前に、先ず卓上にあるソースをサラッとかけていきます。
もっぱらロースしか食べない人間なので、ヒレカツって何年ぶりだろうと思いながらパクッ。
先ず言いたいのは、めっちゃ柔らかい。
当たり前なのですが、ヒレなのであっさりしているのもあり凄く箸が口運び軽く進む。
かといってジューシーさがないわけじゃない。なんか久々に食べたけど、ロースオンリーだった私に衝撃。ヒレも良いな、盛よしがそう思わせてくれるのか。
しかし幾ら軽いといえど量が多い。そうしたお客さん向けにタッパーを用意してくれているとスタッフさんからアナウンスがありました。
「盛よし」さん、感謝です。今日これなかった妻の分に食べきれなかった分を持って帰ることにしました。今度は必ず家族全員で行きたいと思います！
子どもと一緒でも大丈夫？
今日は妻に用事があり、2歳の娘と2人で訪問。
キッズメニューは府中店では現在取り扱ってないものの、近日リリースする予定はあるみたいです。
アンパンマンの子ども用カトラリーはあったので、大人が頼んだメニューをシェアするという感じで全然いけます。量も多いので、今日は娘も戦力として頑張ってもらいました（笑）
料理はカニコロッケとチーズハンバーグが気に入ったようでガンガン食べてました。米とかも少なめのお皿とはいえ、どんどん食べるからストップしてちょっと不機嫌。よっぽど美味しかったみたいで、スタッフの方も温かい目で見ていてくれました（笑）
私としたことが食べてる写真を撮り忘れ、オレンジジュースをガブ飲みしてる写真のみ。
キッズチェアがあれば良いなと思いましたが、ソファー席もあるのでそっち行けば気にならないのかな？うちの娘は結構椅子に座るのが好きで慣れてるからか気になりませんでしたが。
あと最初子ども用の小さいストローとかもあったら良いなと思いつつ、うちの娘は適応力高めなのか問題なし・・・（笑）
先着200名様限定。府中盛よしのオリジナル手拭いをプレゼント
オープン記念として、先着順のプレゼントとなります！
元々の盛よしファンの方も、これから盛よしファンになっていただく方も、誰もが手にして喜んでくれるオリジナルグッズにしたいという想いが込められているそうです。
府中の名所などもデザインされている完全オリジナル。なくなり次第終了なので、ぜひ都合の合う方はゲットしておきましょう！
最後に
さて、いかがだったでしょうか。
松本で人気の名店『民芸レストラン 盛よし by onion』は、味よし、見た目よし、盛りよしの三拍子が揃っていました。
男性でも怯んでしまうのではないか？と思うようなボリュームの定食。
ただ量が多いだけでなく、『盛よし』創業当時から47年間脈々と引き継がれた味と想いが存分に込められていましたね。
今後、キッチンカーを出したイベントへの出店をしてみようかなといった話もポツリと出ていました。
松本市で知らない人はいない地元から愛される名店のように、府中でも共に成長しながら地域に愛され「思い出の味」となるよう末永く地域に根付くお店になってほしいですね。
府中のグランメゾンと呼ばれる日も近いかも。ぜひ気になった方は訪れてみてはいかがでしょうか。遠方からでも行く価値ありです！
民芸レストラン 盛よし by onion 府中店
◆ジャンル
洋食
◆所在地
〒183-0055 東京都府中市府中町１丁目３−６
ぷらりと京王府中 東1階
◆営業時間
昼の部 11：00～15：00（L.O.14：30）
夜の部 17：00～22：00（L.O.21：30）
◆連絡先
042-404-2809
◆関連リンク
公式サイト
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